私は十数年間臨床の現場で、歯科衛生士として歯科治療に携わってきました。
そして高齢化社会となり、介護の時代といわれる今、全国に増えつつあるGH(グループホーム)の訪問介護を中心に活動をしています。
GH(グループホーム)とは、痴呆性高齢者が小規模な生活の場で少人数を単位とした共同住居の携帯で、食事や掃除、選択などをスタッフが利用者とともに共同で行う施設のこと。
急速な速度で高齢化社会を迎えた日本では、痴呆性高齢者の対策は避けて通ることの出来ない重要な問題であり、誰もが当事者となる可能性のある問題です。
しかし、現在においても地養成高齢者に対する理解はまだまだ浸透しているとは言えない状況でしょう。
痴呆性高齢者は、他の高齢者と同様に集団生活を送ることでストレスを抱えて痴呆症状を悪化させるケースもみられるということで、少人数制の痴呆性高齢者だけを集めたGH(グループホーム)の存在は今後も重要となっていくと考えています。
痴呆性の高齢者とコミュニケーションを取りながら介護していくことは容易なことではありませんが、私達GH(グループホーム)で働く歯科衛生士は、痴呆によって自立した生活が困難になった方々の安心と尊厳のある生活を守るために力を尽くすことに、使命感と誇りを感じています。
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